admin のすべての投稿

佳人の奇遇 (講談社文庫)

超問題児の天才テノール歌手辻アンドレ、その俄かマネージャーで元ナンバー2ホステスのまどか、現代最高の指揮者で絶倫のマエストロ、初恋の男性に偶然再会したOL春香…。今宵コンサートホールに集う人々に、『ドン・ジョヴァンニ』の旋律が幸福の魔法をかける。軽妙な筆致で綴られる、大人の恋愛喜劇。

悪貨 (100周年書き下ろし)

20××年、鑑定のスペシャリストすら欺くほど精巧な偽札の流通で、ハイパーインフレに陥っている日本―。偽札流通を促した疑惑のかかる、天才マネーメイカー・野々宮冬彦は、カネに支配されない世の中を築くべく、途方もない計画に着手する。カネの根本の価値を覆そうとする男の運命の向かう先とは!?

ひなびたごちそう (ポプラ文庫)

サバサンド、マグロのカツレツ、トロピカル鍋―うまいものにありつくために、嬉々として台所で試行錯誤を繰り返し、日本全国、世界各地で、さまざまな名物を口にする。「ひなびた」家庭料理がにわかにいとおしく思えてくる、文壇随一の料理人による食エッセイ。巻末にレシピ付き。

オぺラ・シンドローム 愛と死の饗宴 (NHKブックス)

ド派手な舞台に華麗な衣裳、奇想天外な物語に魂をゆさぶる音楽、そして、湧き出す情念そのままに歌い上げる歌手たちの声―。イタリアで生まれて四〇〇年、オペラは今なお世界で、「最強の総合芸術」「娯楽の王様」として君臨し続けている。そこでは、王侯貴族のような豪華絢爛な気分を味わってもいいし、形式美を楽しんでもいいし、残酷な悲劇の結末に感涙してもいい。オペラに正しい見方はない。いや、あらゆる見方が正しいのだ。「命をかけるべき最高の遊戯」とまで言い放つ偏愛主義者が説く、入名書でかつ極め付きのオペラ至上論である。

徒然草 in USA 自滅するアメリカ堕落する日本

「私は経済学者でも政治学者でもなく、歴史を多少かじった文学者に過ぎないが、アメリカ帝国の落日を内部から見つめる機会を得たので、ここに徒然なるままに私が考えたことを綴った」―。二〇〇八年七月から〇九年三月まで、世界金融危機に揺れるニューヨークに滞在した、オバマ大統領と同い年の「冷戦の子」世代の作家が見た日米関係最前線。

徒然王子 第二部

紀元前の中国から、源平合戦、戦国時代と乱世を経て、文化爛熟の上方へ…前世巡りに出た王子の旅の結末は?ブンゴー渾身の大作、感動の完結。

小説作法ABC (新潮選書)

“ここに書かれてあることが理解でき、かつ実践できるならば、作家になる資格は十分にあるでしょう”―人は誰でもストーリーテラーになる。「物語る能力」を最大限に生かすための基本的技術とは何か?一行目を書き始める方法から、構成の技術、新しい文体を発明する秘術、職業作家としての心構えまで、奥深い「プロのコツ」をシンプルに伝授する本。